みなさんこんにちは!須賀川市のある、すかがわ接骨院です!
本日は、ド・ケルバン病、手首の痛みについてです!
ド・ケルバン病とは?
手首の親指側にある腱鞘が炎症を起こすことで発生する病気です。
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痛み: 手首の親指側、特に手首の根元に痛みを感じることが多いです。この痛みは、親指を使う動作(例えば、物を持つ、手をひねるなど)で悪化することがあります。
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腫れ: 手首の親指側が腫れることがあります。
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しびれ感: 時に手首や親指にしびれを感じることがあります。
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動作の制限: 親指や手首の動きが制限され、特に手首を使う作業や動作が困難になることがあります。
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圧痛: 手首の親指側を押すと、痛みを感じることが多いです。
ド・ケルバン病になりやすい特徴
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反復的な手の使い方: 長時間にわたるスマートフォンの操作やタイピング、手作業を頻繁に行う職業(例えば、デスクワークや手工芸)
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妊娠後期または出産後: 妊娠中や出産後はホルモンバランスの変化や体重増加、授乳や抱っこなどの手の使い方が影響
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年齢: 特に30代から50代の女性に多く見られる傾向
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体重や体形: 肥満や体重の増加が手首に負担をかけることがある
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既往歴: 手首や手の外傷歴があると、炎症を起こしやすくなることがあります。また、過去に腱鞘炎を経験した人は再発しやすい傾向
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特定の職業や趣味: 手を頻繁に使う仕事や趣味(例:パソコンのタイピング、楽器演奏、スポーツなど)
治療方法
- 安静: 手首や親指の過剰な使用を避けることが重要です。
- アイスパック: 冷却療法で炎症と痛みを軽減します。
- 抗炎症薬: 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用して、痛みと炎症を抑えます。
- リハビリテーション: ストレッチやエクササイズを行い、筋肉の柔軟性と強度を向上させます。
- ステロイド注射: 強い炎症がある場合に、ステロイド注射が効果的なことがあります。
- 手術: 他の治療法が効果的でない場合や、症状が重度の場合には、腱鞘を切開する手術が検討されることがあります。
予防方法
ド・ケルバン病の予防には以下の方法があります:
- 手首と親指の使い方に注意: 無理な動作を避け、適切な姿勢で作業を行います。
- 作業環境の改善: エルゴノミクスに配慮した作業環境を整えます。
- 適度な休息: 長時間同じ作業をしないようにし、定期的に手首や手のストレッチを行います。
- エクササイズ: 手首や親指のストレッチや強化運動を行うことで、柔軟性と筋力を保ちます。
当院では、詳細なカウンセリングと検査を重要視しています!
関節の動き、筋肉の状態、姿勢といった様々な要因を評価することで、痛みの原因を多角的に確認していきます。
身体全体の構造を整えることで、筋肉、関節、神経といった身体の機能を正常に保つことを目指しています。身体の機能が回復することで、痛みや症状が出ない健康な身体を目指しています。徒手検査や問診を通して、患者様の状態を詳しく把握し、患者さんに合わせた最適な施術や通院間隔をご提案します。