須賀川市にお住いのみなさま、こんにちは！
須賀川市いろどり接骨院須賀川院です！
いろどり接骨院須賀川院のある須賀川市にお住いの皆さんは、腰痛やギックリ腰などでこのようなお悩みはありませんか？
・ストレスと腰痛には関係があるの？
・接骨院で行っているストレスに関係する腰痛治療法は？
・どのような人が腰痛になりやすいか？
・ストレスで腰痛がでないようにする為の対処法や予防法は？
・自宅で出来る腰痛のストレッチ法はどんなの？
など、須賀川市いろどり接骨院須賀川院にも、このような症状でお悩みの方が多く来院されます。
その中でも今回は、ストレスと腰痛の関係性と接骨院で行っている腰痛治療！についてお話していきたいと思います。
腰痛とは？？
腰痛は、腰部に生じる痛みや違和感を指し、非常に一般的な症状です。日本でも多くの人が腰痛を経験しており、特に中高年層では腰痛を訴える人が増加傾向にあります。腰痛は、生活の質を著しく低下させる可能性があるため、原因を特定し、適切な治療や予防策を講じることが重要です。
腰痛の分類腰痛は大きく2つのタイプに分類されます。それは「急性腰痛」と「慢性腰痛」です。
1. 急性腰痛
急性腰痛は、突然の腰の痛みを指し、一般的には数日から数週間で治まることが多いです。急な動きや重い物を持ち上げる際に発生することが多く、例えば「ぎっくり腰（急性腰椎捻挫）」が代表的な急性腰痛です。このタイプの腰痛は筋肉や靭帯の損傷によって引き起こされることが多く、痛みが強いため、日常生活に支障をきたすことがよくあります。
2. 慢性腰痛
慢性腰痛は、3か月以上続く腰の痛みを指します。このタイプの腰痛は、原因が複雑であることが多く、特定の外傷や疾患によるものではなく、姿勢の悪さやストレス、筋力の低下などの複数の要因が絡み合っていることがあります。慢性腰痛は、一度発症すると長期間続く傾向があり、再発もしやすいです。
腰痛の主な原因
腰痛の原因は多岐にわたり、以下のような要因が考えられます。
1. 姿勢の問題
デスクワークや長時間同じ姿勢で過ごすことが多い現代のライフスタイルでは、姿勢の悪さが腰痛の大きな原因となっています。特に、猫背や前かがみの姿勢が続くと、腰椎に過度の負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。また、長時間立ち仕事をしている人も、姿勢によって腰に負担がかかることがあり、これが腰痛につながります。
2. 筋力の低下
腰を支える筋肉（腹筋や背筋）が弱くなると、腰椎に過度な負担がかかりやすくなります。特に、運動不足や加齢による筋力の低下が進行すると、腰痛のリスクが高まります。腰椎を適切に支えるためには、体幹の筋肉を鍛えることが重要です。
3. 椎間板の問題
腰椎には、椎骨と椎骨の間に「椎間板」というクッションの役割を果たす軟骨組織があります。しかし、加齢や繰り返しの負荷により、この椎間板が変性し、突出したり潰れたりすることで、神経を圧迫し、腰痛を引き起こすことがあります。この状態を「椎間板ヘルニア」と呼びます。
4. ストレスや心理的要因
意外かもしれませんが、ストレスや心理的な負担も腰痛の原因となることがあります。緊張や不安が続くと、体が常に緊張状態になり、特に腰部の筋肉がこわばることがあります。これにより、血流が悪くなり、腰痛を引き起こすことがあります。また、ストレスによって姿勢が悪くなることも、腰痛を悪化させる要因となります。
5. 外傷や怪我
スポーツや事故などで腰を強く打ったり、捻ったりすると、腰椎や周辺の筋肉、靭帯が損傷し、腰痛が発生することがあります。このような外傷による腰痛は、急性腰痛の典型例です。
腰痛の治療
腰痛を正しく治療するためには、まずその原因を正確に特定することが重要です。一般的な診断方法としては、問診、視診、触診、そして必要に応じてX線やMRIなどの画像検査が行われます。
保存療法 腰痛の腰痛の治療として最も一般的なのは保存療法です。保存療法には以下のような方法があります。
- 安静: 腰痛がひどい場合は、短期間の安静が必要です。しかし、長期間の安静は逆効果となるため、できるだけ早く日常生活に戻ることが推奨されています。
- 温熱療法: 血行を促進し、筋肉の緊張を和らげるために、温湿布や温泉、ホットパックを使用することが効果的です。
- 薬物療法: 鎮痛剤や消炎剤を使用して痛みを軽減します。医師の指導のもと、適切に使用することが大切です。
- 理学療法: 理学療法士による運動療法やストレッチが行われることがあります。これにより、筋肉の柔軟性を高め、腰の負担を軽減します。
①腰痛とストレスの関係性は？
腰痛とストレスには密接な関係があります。ストレスは、身体的および精神的な健康に
影響を与えるだけでなく、腰痛の原因や悪化の要因となることもあります。以下に腰痛
とストレスの関係性を詳しく説明します。
〇筋肉の緊張
ストレスがかかると、身体は「戦うか逃げるか」という反応を示し、筋肉が緊張します。
特に腰や背中の筋肉が緊張しやすくなり、これが長時間続くと、筋肉が硬直して痛みを
引き起こすことがあります。慢性的なストレスは、筋肉の緊張を持続的に増加させ、
腰痛を引き起こすリスクを高めます。
〇自律神経の乱れ
ストレスは自律神経にも影響を与え、交感神経が優位になることで血流が悪化します。
これにより、筋肉への酸素供給が減少し、回復力が低下します。血流の低下は筋肉の
硬直を悪化させ、腰痛を悪化させる可能性があります。
〇ストレスが痛みの感じ方に影響
ストレスは脳内の神経伝達物質にも影響を与え、痛みに対する感受性が増すことが
あります。ストレスが多いと、軽い痛みでも強く感じやすくなり、腰痛がより強く
感じられるようになります。
〇不適切な姿勢や行動
ストレスを感じると、姿勢が悪くなったり、体を固くしたりする傾向があります。
特にデスクワークや長時間の同じ姿勢が多い場合、これが腰に負担をかけ、
痛みを引き起こす原因になります。
〇睡眠の質の低下
ストレスがかかると、睡眠の質が低下することが多く、これが体の回復を妨げます。
十分な休息が取れないと、筋肉や関節の回復が遅れ、腰痛が慢性化することがあります。
まとめとして、腰痛の原因はさまざまですが、ストレスが関係している場合、その管理は
重要です。ストレッチやリラクゼーション、適切な姿勢の維持、そして心のケアも腰痛の
予防・改善に役立ちます。
心因性腰痛についてはこちらをクリック
ストレスで腰痛が起こるメカニズムとは？！
では、なぜストレスを感じると腰痛が起こってくるのでしょうか？
いろどり接骨院須賀川院のある須賀川市のみなさんは、自律神経という言葉を聞いたことがありますか？
自律神経とは、身体を緊張させるアクセルの交感神経、身体をリラックスさせるブレーキの副交感神経に分かれています。
この自律神経のバランスがストレスにより乱れることで肩こりが起こってきます。
自律神経について詳しくご紹介していきます！
自律神経失調症はどのような病気か？
自律神経系は、体の様々な機能を自動的に調整する神経系の一部で、意識的な制御が不要な生理的なプロセスを管理しています！
この自律神経の系統は、心臓、消化器系、呼吸器系など、多くの内臓の働きを調整し、身体の恒常性（ホメオスタシス）を維持する役割を果たしています。
自律神経の構成
自律神経系は主に以下の二つの部分から構成されています。
交感神経
機能
交感神経は「闘争か逃走か」反応を引き起こす役割を担っており、身体がストレスや危険にさらされた際に活性化します。心拍数を上げ、血圧を上昇させ、血糖値を上げ、呼吸を速めます。これにより、エネルギー供給が増え、身体が迅速に反応できるようになります。
特徴
交感神経の活性化は、急激な運動や精神的な緊張を伴う状況で見られます。
副交感神経
機能
副交感神経は「休息と消化」の状態を促進し、リラックスした状態を維持します。心拍数を減少させ、消化を促進し、身体を回復させるための働きを助けます。
特徴
副交感神経の活動は、睡眠や食後のリラックスした時に特に高まります。
自律神経の働き
自律神経系は、以下のような重要な機能を持っています。
心臓の機能調整：心拍数や心臓の収縮力を調整します。
血圧の管理：血管の収縮や拡張を通じて血圧を調整します。
消化の促進：消化器系の働きを活性化させ、食物の消化と吸収を助けます。
呼吸の調整：呼吸数や深さを調整し、酸素の取り込みを管理します。
体温の調整：汗腺や血管を介して体温を調整します。
自律神経とストレスの関係性
ストレスと腰痛の関係性
現代社会では、ストレスが自律神経のバランスを崩す要因となることが多いです。
慢性的なストレスや過度な緊張は交感神経を常に活性化させ、副交感神経の働きを抑制します。これにより、以下のような症状が引き起こされることがあります。
不眠：リラックスできず、質の良い睡眠が得られない。
消化不良：胃腸の働きが低下し、腹痛や下痢、便秘が発生することがあります。
心拍数の増加：心臓への負担が増し、長期的には心血管疾患のリスクが高まります。
肩こりや頭痛：筋肉の緊張が増し、痛みを引き起こすことがあります。
自律神経系は、身体のさまざまな機能を自動的に調整し、健康を維持するために重要な役割を果たしています。ストレスや生活習慣が影響を及ぼすことが多いため、適切な管理が必要です！
自律神経を整えることで、心身の健康を向上させることが可能です！
日常生活において、意識的にリラックスする時間を持つことが、健康維持に繋がります。
ストレスには2種類あります
ストレスは私たちの生活において避けられない要素ですが、その種類は多岐にわたります。
大きく分けて身体的ストレスと精神的ストレスの二つがあり、それぞれ異なる原因と影響を持っています。
以下では、これら二つのストレスについて詳しく説明します。
身体的ストレス
身体的ストレスとは、身体に対する物理的な負荷や影響から生じるストレスを指します。これには、外部からの刺激や内部の生理的な変化が含まれます。
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原因
怪我や病気: 交通事故や病気は身体に直接的な負担をかけ、ストレスを引き起こします。
環境要因: 極端な温度、騒音、悪臭などの外部環境も身体にストレスを与えます。
運動不足: 身体を動かさないことで筋力が低下し、日常生活が困難になることがあります。
不規則な食生活: 栄養不足や過食は身体の調子を崩し、ストレスを生む要因となります。
身体的ストレスは、以下のような多様な症状を引き起こすことがあります。
筋肉の緊張: 身体が痛みを感じたり、こわばったりすることがあります。
特に肩や首、背中の筋肉が緊張することが多いです。
疲労感: 身体的な疲労が蓄積し、エネルギーが不足することで、日常生活に支障をきたすことがあります。
免疫力の低下: ストレスが続くと、免疫系が弱まり、感染症にかかりやすくなります。
消化不良: ストレスは胃腸の働きにも影響を与え、消化不良や胃痛、腹痛を引き起こすことがあります。
身体的ストレスは、時には急性の反応として現れますが、長期間続くと慢性的な健康問題に繋がる可能性があります。これには心血管疾患や筋骨格系の障害などが含まれます。
精神的ストレス
精神的ストレスは、主に感情的、心理的な要因から生じるストレスです。これは、心の健康や精神状態に直接影響を与えるもので、日常生活の中で非常に一般的です。
原因
人間関係:対人関係のトラブル: 家族、友人、職場での人間関係の摩擦が精神的ストレスを引き起こします。
孤独感: 社会的なつながりの欠如が、孤独感や不安を生み出します。
仕事や学業: 特に受験を控えている中学生・高校生は勉強を頑張らないといけない、結果を出さないといけないという気持ちが強くなり精神的なストレスを生み出してしまいます。
ストレスが加わると自律神経が乱れてしまい、血流の流れが悪くなり筋肉の老廃物が蓄積し、血管が圧迫されることで肩こりなどの不調が起こってきます。
過重な負担: 業務や学業のプレッシャー、納期の厳守などが精神的な負担となります。
成果への不安: 自己評価や他者からの評価が低下することへの恐れがストレスを生むことがあります。
経済的な問題: 財政的な困難や生活の不安定さが、精神的なストレスを引き起こします。
生活環境の変化: 引っ越しや転職、結婚などの大きなライフイベントは、ストレスの原因となることがあります。
ストレスチェック制度とは？？
精神的ストレスは、身体的な症状と同様に多様な影響を与えることがあります。
不安や抑うつ: 精神的ストレスが続くと、不安感や抑うつ状態に陥ることがあります。これは日常生活の質を大きく損なう要因となります。
集中力の低下: 注意力や集中力が欠如し、作業効率が低下します。
睡眠障害: 精神的な緊張が高まることで、不眠症や睡眠の質の低下を引き起こすことがあります。
身体的症状: 頭痛、胃痛、動悸など、精神的なストレスは身体にも影響を及ぼします。
②ストレス抱える人で腰痛がある人はどのような人たちか
腰痛とストレスには密接な関係があります。ストレスは、身体的および精神的な健康に
影響を与えるだけでなく、腰痛の原因や悪化の要因となることもあります。以下に腰痛
とストレスの関係性を詳しく説明します。
〇筋肉の緊張
ストレスがかかると、身体は「戦うか逃げるか」という反応を示し、筋肉が緊張します。
特に腰や背中の筋肉が緊張しやすくなり、これが長時間続くと、筋肉が硬直して痛みを
引き起こすことがあります。慢性的なストレスは、筋肉の緊張を持続的に増加させ、
腰痛を引き起こすリスクを高めます。
〇自律神経の乱れ
ストレスは自律神経にも影響を与え、交感神経が優位になることで血流が悪化します。
これにより、筋肉への酸素供給が減少し、回復力が低下します。血流の低下は筋肉の
硬直を悪化させ、腰痛を悪化させる可能性があります。
〇ストレスが痛みの感じ方に影響
ストレスは脳内の神経伝達物質にも影響を与え、痛みに対する感受性が増すことが
あります。ストレスが多いと、軽い痛みでも強く感じやすくなり、腰痛がより強く
感じられるようになります。
〇不適切な姿勢や行動
ストレスを感じると、姿勢が悪くなったり、体を固くしたりする傾向があります。
特にデスクワークや長時間の同じ姿勢が多い場合、これが腰に負担をかけ、
痛みを引き起こす原因になります。
〇睡眠の質の低下
ストレスがかかると、睡眠の質が低下することが多く、これが体の回復を妨げます。
十分な休息が取れないと、筋肉や関節の回復が遅れ、腰痛が慢性化することが
あります。
まとめとして、腰痛の原因はさまざまですが、ストレスが関係している場合、その管理は
重要です。ストレッチやリラクゼーション、適切な姿勢の維持、そして心のケアも腰痛の
予防・改善に役立ちます。
③ストレスがあり、腰痛を持っていてそのまま放置しておくと
ストレスがある状態で腰痛を放置しておくと、身体的にも精神的にもさまざまなリスクが
生じる可能性があります。腰痛が悪化するだけでなく、他の健康問題を引き起こすことも
あります。以下にその危険性をいくつか説明します。
〇慢性腰痛への進行
ストレスが続き、腰痛を放置しておくと、急性の腰痛が慢性化する可能性があります。
慢性腰痛になると、日常生活や仕事に大きな影響を与えるだけでなく、治療が困難になり、
長期的な痛みに悩まされることが多いです。また、慢性痛は筋肉や関節だけでなく、
神経にも影響を与え、痛みがさらに広がるリスクがあります。
〇ストレスによるさらなる筋肉の緊張
ストレスが腰痛を引き起こす大きな要因の一つは筋肉の緊張です。ストレスを抱えた
まま腰痛を放置すると、筋肉が常に緊張した状態になり、痛みが悪化します。
長期間の筋肉緊張は、血流を悪くし、腰の筋肉や周辺組織が十分に回復しなく
なるため、痛みが慢性化するリスクが高まります。
〇姿勢の悪化と二次的な問題の発生
腰痛が続くと、痛みを回避しようとして無意識に姿勢が悪くなることがよくあります。
これにより、他の部位に負担がかかり、肩こりや首の痛み、膝の痛みなど二次的な
問題が発生します。また、悪い姿勢が長期間続くことで、全身のバランスが崩れ、
さらに腰痛が悪化するという悪循環に陥ります。
〇精神的な影響の拡大
ストレスと腰痛は相互に影響を与える関係があります。腰痛が続くことで、痛みが
ストレスを増大させ、ストレスがさらに腰痛を悪化させるというサイクルに陥り
やすいです。これにより、うつ症状や不安障害が発生するリスクも高まります。
精神的な健康が悪化すると、痛みに対する耐性が低下し、さらに腰痛を強く感じる
ようになることもあります。
〇睡眠の質の低下
腰痛やストレスが原因で睡眠の質が低下することがあります。痛みやストレスによる
不眠が続くと、身体の回復が阻害され、筋肉や関節が適切に修復されなくなります。
睡眠不足はさらに痛みを悪化させ、日中の疲労感や集中力の低下を引き起こし、
生活の質が大きく損なわれます。
〇運動不足による体力低下
腰痛を放置すると、痛みを避けるために身体を動かす機会が減少し、運動不足に
陥ることがよくあります。運動不足は、筋力の低下や柔軟性の低下を招き、
腰痛の改善をさらに難しくします。また、体力の低下は他の健康問題、
たとえば肥満や心血管疾患のリスクも高めます。
〇集中力やパフォーマンスの低下
腰痛やストレスを放置することで、仕事や日常生活での集中力が低下し、
パフォーマンスが悪化することがあります。痛みや不快感が常に気になることで、
仕事や勉強に集中できず、効率が下がります。また、イライラや不安感が増し、
人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
〇社会的な孤立感の増加
慢性的な腰痛とストレスの影響で、身体を動かすことや外出することが億劫になり、
社会活動が制限される場合があります。これにより、友人や家族との交流が減り、
孤立感が強まることもあります。社会的な孤立は、うつ病やさらなる精神的な
健康問題を引き起こす可能性があります。
まとめとして、腰痛とストレスを放置することは、身体的な悪化だけでなく、
精神的健康や生活の質にも大きな影響を与えます。早めの対策が重要であり、
ストレスの管理と腰痛の適切な治療を行うことで、症状の悪化を防ぎ、
健康を取り戻すことが可能です。
④腰痛の簡単なストレッチ方法
向けの腰痛ストレッチは、無理なく安全に行えることが重要です。筋力や柔軟性を
考慮しながら、腰に負担をかけずに筋肉をほぐし、腰痛を予防・改善する効果の
あるストレッチを紹介します。
〇椅子を使った膝抱えストレッチ
このストレッチは、椅子に座りながら行えるため、高齢者にも安全に実施できます。
腰と背中を優しく伸ばす効果があります。
「やり方」
・椅子に背筋を伸ばして座ります。
・片方の膝をゆっくりと胸に引き寄せ、両手で抱えます。
・そのまま20〜30秒キープして、深呼吸をしながら腰回りをリラックスさせます。
・反対側も同様に行います。左右2～3回ずつ繰り返しましょう。
〇椅子を使った前屈ストレッチ
腰や背中の柔軟性を保つために、椅子に座って安全に前屈できるストレッチです。
「やり方」
・椅子に座り、足を肩幅程度に開きます。
・両手を膝の上に置き、ゆっくりと背中を丸めながら、前方に体を倒していきます。
・無理をせず、可能な範囲まで前に倒したら、２０〜３０秒その姿勢を保持します。
・ゆっくり元の姿勢に戻します。２～３回繰り返します。
〇立ち上がりサポートを使った横倒しストレッチ
腰をひねりながら柔軟性を高めるため、寝たまま行う簡単なストレッチです。
ベッドや床で実施できます。
「やり方」
・ベッドや床に仰向けになり、膝を曲げた状態で両足を揃えます。
・両膝をゆっくりと片側に倒し、腰をひねる動作をします。
・反対側の肩が浮かないように注意しながら、２０～３０秒間キープします。
・反対側にも同様に行い、左右３回ずつ行います。
〇背中伸ばし（猫背矯正ストレッチ）
高齢者に多い猫背を改善しながら、腰や背中の筋肉をリラックスさせるストレッチです。
「やり方」
・椅子に座り、両手を後ろで組みます。
・胸を張り、肩甲骨を寄せるようにして、背中を反らせます。
・その状態で１０〜１５秒間深呼吸しながら保持します。
・ゆっくりと元の姿勢に戻し、２～３回繰り返します。
〇腰のねじりストレッチ（椅子を使って）
椅子を使って安全に腰をひねることで、腰や背中の緊張をほぐします。
「やり方」
・椅子に座り、背筋を伸ばします。
・片手を椅子の背もたれに置き、ゆっくりと体を横にひねります。
・その状態で１０～２０秒間保持し、反対側にも同様に行います。
・左右２～３回ずつ繰り返します。
〇ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎを伸ばすことで、腰への負担を軽減します。
「やり方」
・椅子の背もたれや壁に手をついて、片足を後ろに引きます。
・かかとを床につけたまま、ふくらはぎを伸ばすように前足に体重をかけます。
・その状態で２０〜３０秒保持し、反対の足も同様に行います。
まとめとして、腰痛ストレッチは、無理せず安全に行うことが大切です。椅子や
ベッドを利用することで、体力や柔軟性に応じたサポートができ、腰痛の予防や
改善に効果的です。また、深呼吸を意識しながらストレッチを行うと、リラックス
効果も得られます。
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